トップページ > 容量拠出金反映額について
容量市場のご説明
令和6年度より、当社をはじめ全ての小売電気事業者へ容量拠出金の支払いという義務が新たに発生します。
電力広域的運営推進機関(OCCTO)を通じたこの制度は、電力供給の安定性を高めるとともに、将来的な電力不足のリスクを軽減することが目的となります。当社も、この新しい市場構造に適応し、お客様に安心してこ利用いただける電力を提供するために努力を続けます。
容量市場が導入された背景
容量市場の導入背景として、 再生可能エネルギー導入拡大の影響が挙げられます。 化石燃料などのエネルギー資源が乏しい日本では、 全国的な原子力発電の停止以降、 太陽光や風力発電などの再生可能エネルギーの導入拡大が進みました。これらの電気は発電量が不安定なため、 安定した電力供給を推進する仕組みが必要になりました。
需要のピーク時に十分な発電能力を確保するため、発電事業者に対して安定供給を約束させ、需要家に確実な電力供給を確保することが容量市場の目的です。
新たに容量拠出金反映額を電気料金の一部としてご請求します
容量市場の開始に伴い、当社は全てのお客様から容量拠出金反映額を毎月の電気代の一部として新たにご請求いたします。
令和6年度の容量拠出金反映基礎額については、契約電力1kWあたり248円(税込)になります。容量拠出金は、差額調整を含めて算出され、お客様が支払った金額と実際の容量拠出金との差額については適宜還元(または追加でのご請求)させて頂きます。