電気代の仕組みとは?計算方法を説明します!
みなさんが毎月支払っている「電気代」 スマホを充電したり、冷蔵庫を動かしたり、照明をつけたり―― これらすべてに電気が使われていて、その“使った分”に応じて電気代がかかります。 この記事では、そんな身近な「電気代」の仕組みをわかりやすく整理して、 最後には「自分で電気代を計算できる」ようになるまでを一緒に学んでいきます。 堅苦しく考えずに、「電気代ってそういうことなんだ!」と楽しく理解していきましょう!
コラム
電気代の話題になると「新電力」とか「PPS」という言葉を耳にしますよね。
「え、何それ?普通の電力会社とどう違うの?」という人も多いと思います。
実は、新電力(PPS)はここ数年で一気に普及した、電力会社の新しい仕組みのことです。
これまで地域ごとに独占的に電気を売っていた大手電力会社以外にも、
新しく参入した事業者=新電力(PPS)が電気を売れるようになったのです。
今回は、そんな気になる新電力(PPS)について詳しく解説いたします!
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「新電力(PPS)」とは、Power Producer & Supplier(パワー・プロデューサー・アンド・サプライヤー)の略称で、日本語では「特定規模電気事業者」と呼ばれ、従来の大手電力会社以外で、
電気を発電または仕入れて販売する事業者のことを指します。
つまり、地域の既存電力会社ではなく、さまざまな企業が電気を提供する仕組みの中で、
その販売を担うのが新電力(PPS)です。
実は、もともと「PPS」という呼び方が使われていましたが、
2013年に経済産業省によって“新電力”という名称に改められました。
これは、一般の人にもわかりやすく、親しみやすい表現にするための変更でした。
2016年以降では、家庭向けの小売りも自由化されており、誰でも新電力(PPS)を選べる時代になりました。
たとえば、ソフトバンクでんき、楽天でんき、ENEOSでんきなどが新電力(PPS)に該当します。
新電力(PPS)は独自の料金プランやポイント還元など、利用者にうれしい仕組みを提供しているのが特徴です。
では、なぜ「新電力(PPS)」という仕組みが生まれたのでしょうか?
その背景には、日本の電気の仕組みをもっと柔軟に・効率的にしようという流れがありました。
もともと日本の電力は、長い間「地域独占制」と呼ばれる体制で運営されてきました
つまり、関東なら東京電力、関西なら関西電力、北海道なら北海道電力といったように
地域ごとに電気を供給する会社が一社に限られていたのです。
この仕組みは安定供給の面では強みがありましたが
その反面、価格やサービスの競争が生まれにくいという課題がありました。
そこで登場したのが、新電力(PPS)という新しい存在です。
電力小売自由化!!
2000年3月「特別高圧」:大規模工場やデパートなどの企業向けに参入。
自由化範囲が拡大!!
2004年4月「高圧」:中小規模の工場や中小ビルへと拡大。
ついに、全面自由化!!
2016年4月「低圧」:家庭や商店でも選択可能に。
この改革によって、「電気はどこから買ってもOK!」というルールが整い
通信会社・ガス会社・商社・スーパー・地方自治体など、あらゆる業界から「新電力(PPS)」が次々と誕生したのです。
ここでは、「新電力(PPS)」と「従来の電力会社(一般電気事業者)」の違いを、
いくつかの観点から見ていきましょう。
名前は似ていても、実は中身がけっこう違うのです。
従来の電力会社は、自社で発電所を持ち、火力・原子力・水力などを組み合わせて電気を作っていました。
一方の「新電力(PPS)」は、必ずしも自社で発電しません。
多くの「新電力(PPS)」は、他の発電所や市場(日本卸電力取引所=JEPX)から電気を仕入れ
それを一般家庭や企業に販売しています。
この仕組みにより、たとえば再生可能エネルギーを中心に扱う「グリーン系新電力(PPS)」など
個性豊かな事業者が生まれました(出典:電力広域的運営推進機関
2023年資料)。
従来の電力会社は、基本料金+従量料金というシンプルな料金体系でした。
それに対し、「新電力(PPS)」は料金プランの自由度がとても高いのが特徴です。
たとえば、「夜間だけ安いプラン」や「再エネを使うとポイントが貯まるプラン」など
ライフスタイルに合わせた多様なサービスを展開しています。
従来の電力会社では、地域で決まった会社しか選べなかったのに対し
「新電力(PPS)」なら地域に縛られず、自由に選択することが可能です。
しかも、切り替えの際に特別な工事や停電は不要。
これは、電線や送電設備はこれまで通り地域の送配電会社が使えるためです。
「新電力(PPS)」のもう一つの面白いところは、個性の強さ。
たとえば、通信会社やガス会社、さらにはスーパーや鉄道会社までもが「新電力(PPS)」事業に参入しています。
「電気とスマホをセットにして割引」「電気を使うとポイントが貯まる」「環境にやさしい再エネ100%プラン」など、
消費者にとって選ぶ楽しさがあるのです。
このように、「新電力(PPS)」と従来の電力会社は、仕組みから料金、サービスまで多くの点で異なります。br つまり、「新電力(PPS)」は、電気の世界をもっと自由で、もっと楽しくする存在なのです。
新電力(PPS)は、電気の発電から販売までを自社でおこなう場合もあれば、
市場などから電力を仕入れて販売する場合もあります。
ここでは、その基本構造をご紹介いたします。
まず理解しておきたいのは、電力事業は大きく
の3つの役割に分かれているということです。
「新電力(PPS)」はこのうちの小売部分を担当しています。
発電や送電の部分は、既存の発電事業者や送配電事業者の設備を利用して電気を届けます。
だからこそ、送電線を新しく作ったり、大きな設備投資をしたりせずに参入できるのです。
実際のところ、「新電力(PPS)」のほとんどは自社の発電所を持っていません。
京都大学の調査(2023年)によると、約66%の新電力(PPS)は発電設備を保有していないという結果が出ています。
(出典:京都大学 再生可能エネルギー経済学講座報告書)
一方で、残りの一部の新電力(PPS)は
自社で太陽光やバイオマスなどの再生可能エネルギー発電所を持っているケースもあります。
ただし、大きな火力発電所などを運営している新電力(PPS)はごく少数です。
つまり、「新電力(PPS)=自社で電気を作る会社」ではなく、「他から電気を買って届ける会社」というのが実態です。
多くの「新電力(PPS)」は、自分たちでは発電していません。
その代わりに、次のような方法で電気を“仕入れ”ています。
つまり、「新電力(PPS)」は“電気の販売店”のようなイメージです。
市場で仕入れた電気を、自分たちの料金プランに合わせて家庭や企業に届けます。
「新電力(PPS)」が売る電気も、送られてくるルートは同じです。
つまり、東京電力パワーグリッドなどの送配電会社のネットワークを使って、家庭や企業に電気が届けられます。
そのため、新電力(PPS)に切り替えても、停電が増えたり、電気の質が変わったりすることはありません。
送る仕組みは全国共通で、きちんとルールに基づいて運用されています。
新電力(PPS)は、発電設備を持たない分、電力不足になるリスクを補うために、「インバランス制度」の下で調整されています。
この制度では、電力供給計画と実際の消費量の差分を送配電事業者がカバーすることで需給バランスを維持します。
電力不足の場合には、足りない分が補填され、新電力に「インバランス料金」を課し、請求や支払いが行われます。
一方、電力が余った場合には一般送配電事業者が調整し、精算がおこなわれます。
つまり、新電力(PPS)が万が一トラブルを起こしても、電気が止まることはありません。
電気の供給そのものは、常に安定して行われるよう国の制度で守られています。
まとめると、「新電力(PPS)」はこのような仕組みです。
つまり、これまで「電気はどこから買っても同じ」だった時代から
「自分のライフスタイルに合った電気を選ぶ」時代に変わった。
それを支えているのが、この新しい仕組みなのです。
電力自由化によって登場した「新電力(PPS)」の最大の魅力をご紹介いたします!
「新電力(PPS)」の一番の魅力は、料金プランの自由さです。
従来の電力会社では、電力量に応じて料金が決まっていましたが、
新電力(PPS)では会社ごとに独自の料金設計がされており、
ライフスタイルや価値観に合わせて“自分に合ったプラン”を選べるようになっています。
こうした料金の多様化は、電力自由化ならではのメリットです。
「新電力(PPS)」がたくさん登場したことで、各社が競い合い、
より魅力的なプランやサービスを生み出すようになりました。
その結果、消費者にとって“電気を選ぶ楽しさ”が生まれたともいえます。
「新電力(PPS)」ってたくさんあるけど、どこを選べばいいの?
……そう思う方、多いと思います!
確かに今では数百社以上の新電力(PPS)が存在していて、プランもいろいろ。
ここでは、失敗しない「新電力(PPS)の選び方」を紹介します。
まず一番気になるのは、やっぱり「電気代」ですね。
新電力(PPS)の中には、
など、さまざまなタイプがあります。
比較のコツは、「自分の電気使用パターン」に合っているかどうかを確認すること。
たとえば、
などが合いやすいです。
電力比較サイトなどで簡単にシミュレーションできるので、
シミュレーションしてみてはいかがでしょうか!
新電力(PPS)は中小規模の会社も多く、経営体力やサービス品質には差があります。
実際、2022年の燃料費高騰では、
一部の新電力(PPS)が経営悪化で撤退した例もありました。
(出典:経済産業省 電力・ガス取引監視等委員会 報告 2023年)
とはいえ、「小さい会社=危険」というわけではありません。
たとえば、通信会社やガス会社が展開している新電力(PPS)など、
グループ企業の支援を受けて安定しているケースもあります。
口コミや運営実績、契約者数などを事前にチェックしておくと安心です。
「安さ」も大事ですが
最近はそれ以外の価値を重視して新電力(PPS)を選ぶ人も増えています。
たとえば、
など、自分の考え方やライフスタイルに合った新電力(PPS)を選ぶのも一つの方法です。
「どんな企業を応援したいか」まで考えて電気を選ぶ――
これも、電力自由化で生まれた新しい価値観ですね。
「新電力(PPS)」を選ぶときは
料金だけでなく、サービス内容や信頼性、環境性などをトータルで見るのがポイントです。
電気は毎日使うものだからこそ、
少しの違いが1年後には大きな差になります。
焦らず比較して、自分に合った“電気のパートナー”を見つけていきましょう!
いかがでしたか?
「新電力(PPS)」という言葉、最初は難しく感じるかもしれませんが、
実は「自分で電気を選べる」ようになったという、すごく身近な話なのです。
電力自由化によって、新電力(PPS)がどんどん増え、料金もサービスも多様化しました。
これからの時代、電気は「選ぶもの」。
あなたの暮らしに合った「新電力(PPS)」を選んで
地球にもお財布にも優しい生活を始めてみませんか?
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電力料金が高騰している今だからこそ、乗り換えるチャンスです!
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